学生研究員2人が墨田区の実態や現状を調べて、一つの提案にまとめました。
まずは以下の3つについて調べ、まとめました。
・墨田区内の人口動態(人口推移、高齢化の状況、子育て世帯分布)
・空き家の課題について(関連する法律、なぜ空き家が発生すると問題なのか等)
・墨田区の街並みや景観について
これらのことを調べていく中で、子どもと地域の関係性に着目し、街にもっとひろがる子どもたちの遊び場・学び場があるべきだと考え、「路地幼稚園」を提案しました。
「路地幼稚園」のコンセプトは、
街の路地は子どもたちが駆け回る園庭。
保育園や幼稚園といったハコの中に留まっていた子育ての場を思い切って街へ開く。
殻を破った子どもたちは自分たちが暮らす街をフィールドとして遊びと学びのきっかけを得る。
というものです。
コンセプトを基に、「空き家広場」「見守りベンチ」「東屋」「工作室」を墨田区の一地域に作ってみたのが写真の図です。
そのほかにも、以下の発表ポスターを作成しました。
人口から見る墨田区
墨田区ってどんな街?
空き家の課題と現状
街なかリビング化計画
学生研究員の2人にとって提案すること自体初めてでしたが、この経験を基に今後の活動に生かしていきます。