はじめに
千葉県長柄町と千葉大学が、町内に本社・事業所のあるジャパンフーズ株式会社、株式会社ナリヅカコーポレーション、リソル生命の森株式会社と連携して開発した透明なガラナ飲料「ながらとガラナ いろはにほへと」。
ミライノラボでは、このホームページでも紹介したオンラインワークショップ「ナガラの学校」など、「ながらとガラナ いろはにほへと」を長柄町の新しい特産品となるように取り組みを進めてきました。
オンラインワークショップ「ナガラの学校」を行いました。
今日は、そんな「ながらとガラナ いろはにほへと」がNHKのニュース「首都圏ネットワーク」で紹介されました。
ガラナ飲料で長柄町の復興を
ーー以下、NHK首都圏ネットワークの放映の引用(特記無し写真はミライノラボ)ーー
復興目指す「ながらとガラナ」
千葉県長柄町は、災害からの復興に向けて地域を盛り上げようと大学生と協力して共同開発した「ガラナ飲料」を、新たな特産品にする取り組みを進めています。
8月11日、長柄町役場の職員と、町の情報発信に協力してきた千葉大学の学生たちが千葉県庁を訪れ、県内の保健所などで新型コロナウイルスの対応に当たる人に感謝の気持ちを伝えようとガラナを使った炭酸飲料およそ4400本を贈呈しました。
「ながらとガラナ」って何だ?
去年、台風と豪雨で、大きな被害を受けた長柄町が復興に向けて新たな特産品を作ろうと、千葉大学の学生などと協力して開発を進めている試作品です。
ガラナは中南米などに群生する植物で、町で栽培されているわけではありませんが、町名の「ながら」の文字を入れ替えると「ガラナ」となるおもしろさに着目したということです。
(出典)NHK首都圏ネットワーク
開発には町の複数の企業も参加していて、香料メーカーが国内外のフルーツエキスなどを組み合わせてガラナエキスをつくったということです。
製造も町内の企業が行い、スポーツの後に飲めるようすっきりとした味わいに仕上げています。
また缶の表面のイラストは、学生が町内にある国の史跡「長柄横穴群」の壁画からヒントを得てデザインしました。
ながらとガラナのこれから
来年春に本格的な販売開始を目指し、学生たちが町民や町の出身者などとPR方法について意見交換を重ねているということです。
25日夜、千葉大学と各地をつないでオンラインで会議が行われ試飲した町民からは「飲みやすくて、たくさん飲んでもあきない」とか、「北海道でガラナ飲料を飲んだことがあるが、それとは違い後味がさっぱりしている」といった感想が出ていました。
今後は、町の魅力とともにPRするため史跡をめぐるクイズラリーを企画し、参加者に配ることも検討していくということです。
活動に参加している千葉大学4年の藤澤ちひろさんは「ガラナを長柄町への招待状として飲んでもらうことで、町民と町外の人との交流を深めるお手伝いをしていきたい」と話していました。
(出典)NHK首都圏ネットワーク
また、意見交換に参加した長柄町の石川恭男さんは、「千葉県内でも長柄町を知らない人は多いのでこれをきっかけに町を知ってもらい少しでも元気な町にしたい」と話していました。