はじめに
千葉県長柄町にある長柄中学校では、新型コロナウイルスの影響によって昨年度・今年度と2年にわたりオーストラリアとの交換留学プログラムが中止となってしまっていました。
そこで長柄町から千葉大学コミュニティ・イノベーションオフィスが委託を受け、千葉大学インターカルチュラル・スタディ(ICS)センターの協力のもと、様々な国の事情に触れ、生徒の視野を広げることを目的とした国際交流の出張授業を行いました。
国際交流プログラムの様子
出張授業を行ったのは、千葉大学に在学中の留学生や、千葉大生が以前ホームステイした際にホストファミリーになってくれた人たちです。
長柄町のバスで長柄中学校に来た留学生たちは、まず中学校の家庭科室で日本風の給食を食べました。
日本の学校給食に戸惑いながらも、美味しく食べていました。
その後の授業では、台湾・韓国・インドネシア・ナイジェリア・オーストラリア(オンライン)、と様々な国の留学生が、国際教養学部の学生たちのサポートを受けながら、それぞれの国の歴史や気候、文化・習慣・風俗などを紹介してくれました。
授業をする台湾の留学生
授業をするナイジェリアの留学生
留学生からのプレゼンテーションの後は質問タイムを設けました。
多くの長柄中学校の生徒が、海外からの留学生に素朴な疑問を投げかける姿がとても印象的でした。
おわりに
国際交流授業の様子は、長柄中学校のホームページでも紹介されました。
プレゼンテーションをしてくれた留学生の皆さん、サポートをしてくれた国際教養学部の皆さん、そして貴重な機会を与えていただいた長柄町役場・長柄中学校の皆様、本当にありがとうございました。
長柄中学校の校庭にて
本事業は千葉県長柄町の委託研究事業として、千葉大学コミュニティ・イノベーションオフィスが受託し、千葉大学インターカルチュラル・スタディ(ICS)センターの協力のもと実施したものです。