千葉大学と松戸市の株式会社大功さんでは、サンブスギや県産材を活用した地産地消の家づくりの共同研究を平成29年度から実施しています。
その一つの成果として、約1年にわたる検討や視察を通してサンブスギを活用した家づくりのブランドについて検討し、以下のコンセプト案が立案されました。
「伝統溝法の木造平屋」「宮大工がつくる平屋」
「地域産材サンブスギ」「厳選された自然素材」
「安全・安心・快適」「永く住める家」
ここからさらに、ターゲットを絞りながら「サンブスギを活用した地産地消の家づくり」のためのブランディングを検討し、大功さんや建築家、宮大工さん等々からなる検討チームから出たアイデアをもとに、以下のネーミングが立案されました。
「愉くらしの家」
あえて木材や伝統といった言葉を避けて、木材への想い、伝統構法への想い、暮らし方への想いを表現した手作り感溢れるメッセージが大切にされた、素敵なネーミングとなりました。
その後、千葉大学のローカル・プロジェクト実習として、学生によるロゴの開発をおこないました。
学生によるロゴの検討の様子
開発した「愉くらしの家」のロゴがこちら。愉くらしの「愉」の漢字をベースに、ヒト、材木、家、手仕事(カンナやゲンノウ)、学(大学)をアレンジしました。
ロゴはウェブ、パンフレット、大功さんの本社の看板などで採用されました!授業の成果がこうやって本物の商品や看板に活用されるのは有難いことです。
採用されたロゴが使われた「愉くらし」の看板(松戸市の株式会社大功本社にて)
興味があればぜひ「愉くらしの家」のホームページをご覧ください。