はじめに
長柄町では、2020(令和2)年に、長柄町の将来を見据えた新たな指針となる「第5次長柄町総合戦略・総合計画(後期基本計画)」を策定します。
それにあたって、世の中の変化や町の解決すべき課題、町民の希望を明らかにするための調査の一環として、2020年1月23日、町内の長柄小学校の小学生に対してワークショップを行いました。
概要
自己紹介や導入を行った後、子どもたちはグループに分かれて座り、宿題として4つずつ挙げていた「長柄町の好きなところやじまんできるところ」「長柄町にあったらよいと思うこと、必要だと思うこと」を、配布したカードに記入しました。
子どもたちはお互いに、それぞれが書いた答えを見ながら、活発に話し合いをしていました。
その後、子どもたちは机の上の大きな長柄町の地図に、自分達が書き込んだカードを貼っていきました。
カードを貼る時に、「好きなところは長柄町のどの辺りにあるかな?」「あったらいい施設は、どこにあったら良いかな?」「どうして、その施設があったら良いと思ったのかな?」といった声かけを行うことで、貼り方にも工夫が見られました。
子どもたちは、カードを貼りながら周りの児童や先生に町に対する自分の意見を話すことで、町に対する理解を深めていきました。
地図にカードを貼った子どもたちは、グループごとにどのような意見が出たかを発表しました。
時間の都合上、質問や話し合いに時間をかけることはできませんでしたが、「あったら良いこと」を発表するときに、その理由も含めて発表するなど、発表の仕方を工夫する子どもたちもいました。
おわりに
このワークショップを通じて、長柄小学校の子どもたちが長柄町のどのような点を魅力だと思っているのか、またどのような点をさらに良くしていってほしいと考えているのかを知ることができました。
また子どもたちもこのワークショップを通じて、自分たちが住む町の将来について考え、郷土に対する愛情を養っていってくれたことを願います。